プロのスイング

Kevin Na

Kevin Na

先週、ハワイで行われていたソニーオープンインハワイで優勝した、アメリカのケビンナ選手のスイングを見て行こうと思います。

今回、ケビンナのスイングを考えてみる理由については、韓国出身で、日本人と体型が似ているし真似できるスイングだと思ったからです。

ザックリでポイントを見ていきます。

アドレス

一見すると普通の綺麗なアドレスですが、手首が伸びている(ハンドアップにはなっているように見えない)のがポイントです。伸びている事により初動時に肩が回りやすくなります。

テークバック

フェイスの向きと手元とヘッドの位置の関係がポイントです。シャフトが地面と平行の位置に来た時に、フェイスの向きが前傾角と平行で、後方から見てヘッドと手が重なっています。テークバックを上げる時の参考にするといいと思います。

トップ

頭の位置が変らずバランスがいいトップです。ポイントとしては、左腕が肩のラインと同じで、頭が後方に回ったりもしていない所です。トップが安定してくるとショットの安定にもつながります。

ダウンスイング①

ここでのポイントは、シャフトが右肩より低い位置で立っていると言う事です。こうする事でクラブの入射角が安定します。

ダウンスイング②

ここでのポイントは、ヘッドの位置とフェイスの向きです。テックバックと同じようになるようにしましょう。

インパクト

手元の位置や頭の位置はアドレスと同様ですが、下半身が回転している事によりアドレス時より左腰が見えています。

ホロースルー①

ケビンナ選手の場合、インパクト後にフェイスのローテーションが多いので、この写真の位置の時、グリップエンドが見えてます。ただし、返しすぎてはいないので、左(背部)までシャフトは回っていないと思います。

ホロースルー②

ホロースルー①でフェイスの返りが大きかったですが、②の写真をみると、クラブのフェイスローテーションが抑えられており、クラブが立って来ているのが分かると思います。ケビンナ選手が、身体が大きく無い中で安定しながら距離を出しているポイントはここの部分に集約されていると思います。

フィニッシュ

バランスの良いフィニッシュになっていると思います。ここでのポイントは、左足で立っている事です。この部分は軽視されやすいポイントですが、かなり重要だと思います。

 

1番のポイントは、ホロースルー②の部分です。

ホロースルーで、なるべくシャフトを寝かさないで振り抜きましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。