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腰の使い方について考えてみる

腰の使い方について考えてみる

腰をキレ!!

腰を回せ!!

ゴルフを始めて、最初に教えて貰うとトップの位置からダウンスイングに入る際に良く聞くセリフだと思います。

でも、腰をキレ、回せ、と言われて、果たして上手く初心者に伝わるのでしょうか?

というわけで、今回は『腰の使い方』について考えてみます。

①そもそも腰ってどこ?

調べたらwikiで下記のように出てきました。

腰(こし)とは、大まかな意味では脊柱の下部から骨盤までを指すが、解剖学的には腰椎周囲の背部を指す。 側腹筋・後腹筋などの腹筋群、浅背筋・深背筋など背筋群や腱膜が重なり合うことで強固な筋肉機構を作り上げており、体幹の屈曲・伸展・回旋等に非常に重要な役割を持つ。
腰 – Wikipedia

と言った感じで、骨盤周辺の事を言うらしいです。

骨盤周辺を回せと急に言われても、ゴルフスイング中に意識して腰を動かすのは至難の技である事は言うまでもないと思います。

②腰だけで本当に回るのでしょうか?

腰だけを回そうとしてみて下さい。

やり方としては、膝を軽く曲げた状態で(ゴルフのアドレスの状態)膝の皿を前方向に保ったままで、骨盤を回そうとしてみて下さい。

出来ましたか?

僕は出来ませんでした。

腰だけでの、ゴルフでのアドレス時の可動域は『0ゼロ』という事だと思います。

③どうやって腰は動いているのか、考えてみます。

上記のように、腰だけでの可動域はゼロですが、実際にプロのスイングをみると、腰がスゴく回っているように見えると思います。

この動きの答えは、膝の回旋運動と伸びる動きにあると思います。

ほとんどの人が、テークバックからトップにクラブが上がる際、膝はアドレス時よりも、深く曲がってくると思います。

その状態(トップの位置)から、ダウンスイングに入る時、プロや、上級者の方は、曲がった左膝を伸ばし、回しながらフィニッシュに向けて加速している事がほとんどです。

結果的に腰が回った状態になっている。と僕は思います。

④腰痛の対策に膝の回旋

ゴルフを長年続けていると、怪我をする人が出て来ます。
その怪我の傾向として多く聞くのが、『腰痛』だと思います。

ゴルフは生涯スポーツとして、有名ですが怪我をしてしまったら、一時的に出来なくなってしまします。

ゴルフを長く続けるために、腰痛を予防するスイングを考える、つまりは、膝の動かし方、使い方を考えて、自分のスイングのイメージを考えてみると良いかも知れないです。

膝の動かし方、動かすタイミング、リズムを自分で測れるようになると、ゴルフスイングのレベルアップにも繋がってくると思います。

実際、僕の周りにいるトップアマ、上級者の方は、皆さん、膝の怪我をされる方が非常に多い気がします。

勿論、過度に膝を意識してしまっても怪我の膝を怪我してしまうので良くはないですが、僕は、腰を意識するのであれば、膝の使い方を覚えて、腰が、結果的に回るようにした方が、良いと思います。

⑤ドリル

では、どう言った方法(ドリル)でその膝の動きを得とくすれば良いのか、簡単な方法を考えましたのでやってみて下さい。

まず、アドレスの状態から手を両肩にクロスさせます。

その状態から、トップの形を作り、そこからジャンプして、その場で背面方向に回る

というものです。

ここで意識するポイントは、

肩幅の範囲内でジャンプして回る

膝の屈伸運動を意識する

無理に思い切り飛ばず、軽く飛ぶ

です。

あくまでも、ドリルですので、イメージ作りの一環で試してみて下さい。

周囲の安全確認を行ってからお願いします。安定しているところで。。。

まとめ

腰は客観的に見ると動かしているように見えますが、実際は、膝が動いているという事を覚えておくと、怪我の予防にもつながると思います。

腰は、上半身と下半身を繋ぐ、重要な箇所であり、ゴルフにとって、要となる部分です。

ですので、練習場でも、コースでも、しっかりと、腰を始め、関節部位はしっかり柔軟体操を行なって、怪我せず楽しいゴルフライフを送りましょう。



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