クラブフィッティングの重要性
皆さんは、ゴルフクラブのフィッティングについて、どのように考えているでしょうか?
僕もゴルフを始めて、10年以上になりますが、フィッティングの重要性を感じるようになったのは、ここ5年位の話です。
実際、日本のゴルフ市場にもフィッティング文化が根付いてきたのも、ここ数年の話ではないでしょうか。
と言うことで、今回は「クラブフィッティング重要性」について書いていきたいと思います。
クラブフィッティングの重要性
クラブフィッティングが重要だと感じ始めたきっかけ
僕がクラブフィッティングを重要だと感じたきっかけは、以前に働いていたゴルフ工房での経験やMOIマッチングの認定クラフトマンになった事がきっかけです。
学生時代のフィッティングに対しての考え
僕は高校からゴルフを始めて、大学までゴルフを部活でやっていました。当時からクラブフィッティングというものは存在していましたが、値段が高く、お金を払ってまでする意味はないだろうと思っていました。また、当時の僕はスコアも80から85くらいを行ったり来たりしている感じで、クラブ以前にスイングが大事だろうと言う考えがありました。
しかし、ゴルフ関係の仕事(ゴルフ工房)をしてみて、フィッティングの重要性について多くのことを気づかされました。
働いて気づいたクラブフィッティングの重要性
なぜ、フィッティングが重要なのかポイントを上げてみます。
- クラブシャフトの特性と人のスイングタイプを合わせることで、プレーヤーのポテンシャルが発揮できる(コントロールの向上)
- ライ角は最重要。人間はライ角に合わせてスイングする(スイングの向上)
- 振りやすいクラブ、自分に合ったクラブは、クラブに自分のスイングを合わせる必要がなくなる(クラブへの不安解消)
大きく以上の3つがクラブフィッティングをするメリットだと思います。
クラブフィッティングの内容
ゴルフクラブはどの部分がフィッティング/調整できるのか、紹介します。
- シャフト(『キックポイント』しなるポイント/重量/長さ/硬さ)
- ヘッド(ロフト角/ライ角/重心位置)
- グリップ(種類によって太さが違うので手にあった振りやすいものにしましょう)
- クラブバランス(スイングウェート/MOIマッチング)
大きく分けて以上の4つのポイントがあります。
全ての部分を一気に合わせてくれるフィッティングスタジオはなかなかない
一般的にフィッティングというとドライバーが主で、2.シャフトの部分のみで合わせてもらうことが一般的で、ヘッドとシャフトの組み合わせでカスタムフィッティングをしてくれるのは、クールクラブスくらいではないでしょうか。
日本では、シャフトメーカーさんがシャフトのフィッティングを推奨しているか、地クラブを取り扱っているゴルフ工房がヘッドとシャフトのクラブの組み合わせで販売しています。ゴルフ工房の場合、打ち比べていい相性のクラブとヘッドを組み合わせるパターンのフィッティングがメインになっています。
正直、ドライバー以外のクラブフィッティングにも手を出すと、とんでも無く時間が掛かりますし、金額に見合った価値も見いだせないと感じる方多いので、そこまでのフィッティング文化は、日本では、普及していないのだと思います。
まとめ
クラブフィッティングの重要性の認識は、低く、これから何かのきっかけで業界内で盛り上がってくるカテゴリーだと思います。スイング理論同様、ゴルフクラブもしれば知るほど楽しくなると思いますので、興味を持っていただければと思います。